『住宅購入の決め手』と妥協するべき3つのポイント 投稿公開日:2021.08.21 投稿カテゴリー:blog / お住い探し 『住宅購入の決め手』と妥協するべき3つのポイント ——————–【目次】[1]住宅購入の決め手って何?1.立地(駅からの距離や利便性)2.物件価格3.間取り4.住環境5.資産価値[2]妥協するならこの3つ!「築年数」「階数」「立地」1.新築のこだわりを捨てれば選択肢は何倍にも増える2.「一戸建て=2階建て」という先入観は古い3.隣の区ならもっと広い家が同じ価格で買えるかも[3]まとめ——————– ◆個別のご相談はこちら◆ 【無料】来店相談 【無料】電話相談 住宅に限らず「よし!買おう!」と思うポイントってありますよね。それは価格なのか品質なのか、その商品が持つ価値なのか…買う買わないを決めるポイントはその人が持つ価値観によっても変わりますが、この記事では、不動産会社目線で『住宅購入の決め手』について解説したいと思います。また、もし決め手が見つからず、なかなか買いたい物件に見付からない場合、何を妥協したら良いのかも説明します。 [1] 住宅購入の決め手って何? よくインターネットなどで見かける「当社で家を買った人は何を決め手にしたのか」という調査結果について説明しようかなとも考えたのですが、やめておきます。当社で、という形でご紹介してしまうとどうしても会社の色が全面に出てしまうかと思いますので。ここでは、あくまでも不動産会社目線で、「住宅購入を決める時はこれを意識すると失敗しにくいですよ」というポイントをいくつかご紹介したいと思います。 立地(駅からの距離や利便性)立地といっても求める条件は様々です。駅の範囲は何駅から何駅が良いのか、駅からの距離は何分までOKなのか、バス便はアリなのか、ざっと挙げるだけでもたくさんありますね。また、利便性を求めるのか静かさを求めるのかにもよって選択するべきエリアは異なります。駅から徒歩5分以内の静かな家で暮らしたい、となりますと、「静か」の基準が難しいところですよね。駅から近ければ近いほど電車の音も聞こえてきますし、栄えている駅の周辺は人通りが多いです。多少の騒音は聞こえてきてしまうでしょう。静かに暮らしたいのであれば、閑静な住宅街の方が向いています。単純に駅から近い方が良い!と考えるのではなく、自分が家(立地)に何を求めるのか冷静に考えてみてくださいね。駅から5分で家に着いても、家にいる時間は5分ではないのです。快適に暮らせる条件は何なのか、考えてみてください。 物件価格やはり気になるのが価格です。住宅ローンで失敗しないコツは、自分の住宅予算内の物件を買う!これだけです。予算オーバーなんてもってのほかです。住宅ローンの借りすぎは失敗の元です。たった数万円オーバーしただけでも家計は火の車になって最悪の場合、自己破産するケースもあります。こういったお話しをするとみなさん「頭金を貯めてから家を買わなきゃ!」と考えるのですが、頭金とは住宅予算は別の話です。頭金がなくても自分の住宅予算内で身の丈にあった物件を買えば、家計が苦しくなることはありません。間違っても、住宅予算を調べる前に見切り発車で物件を探してはダメですよ!お財布にいくら入っているのか分からないのに高級ブランドに買い物に行っているようなものです。「何となくどんな物件があるのか見ているだけ」だとしてもやめましょう。最初に見た物件というのは記憶に残りやすいので、物件探しの際にその物件が基準になってしまいます。物件探しは必ず住宅予算を調べてからスタートさせるのが鉄則です。 間取りできれば妥協して欲しくないのが間取りです。というよりも、妥協できないのではないかと思います。たとえば、5人家族がディンクス向けの小さいマンションに住むのはちょっと大変ですよね。あとはお子さまが男女の異性兄妹で、将来的に部屋を分ける必要があるとか、リモートワークが増えたので仕事部屋は確保したいとか、妥協できない点はご家庭によって必ずあると思います。広い家は物件価格が高くなりますが、ちょっと人気エリアを外せば駅から徒歩圏でも大家族向けの広めの家が手に入ったりもします。どうしても他の条件を妥協できないので、間取りは狭くても良いという選択も否定はしませんが、可能であれば、家族数に合った間取りを優先していただきたいなとは思います。 住環境これから生活の拠点となるわけですから、住環境も大事な決め手のひとつです。現地までは不動産会社による車の送迎がほとんどのため、住環境のチェックが不十分になることは多々あります。最寄り駅から現地までのルートや徒歩時間、治安、スーパーや病院、公園の有無など、自分の目でチェックしておきましょう。チェックしておくべきポイントは主に以下の3つです。1.最寄り駅からのルートと徒歩時間不動産の表記は直線距離での計算のため、実際歩いてみたら表記よりも遠く感じた、ということもあります。不動産会社の送迎だけではなく必ず自分の足で確認してください。2.利便性スーパーやドラッグストアが近くにあるか、病院は生活圏内にあるか(ペットを飼っている場合は動物病院も)、学校の学区、公園など、生活の拠点となる利便性はあるのか、地図を見ながら実際に探してみましょう。3.治安を調べる現地の掲示板に空き巣やひったくり注意!などの注意喚起を促すような掲示が多い地域は要注意です。また、朝と夜では治安の差がある地域もあります。できれば昼と夜、時間帯を変えて現地を見に行ってください。 資産価値せっかくなら資産価値の高い家を買いたい!という方もいらっしゃるでしょう。将来的に売却することになったとしても高い売値がつきそうですし、売却しなくても、資産価値が高い家は住みやすそうなイメージがありますよね。下記は民間不動産会社が発表した「資産価値が落ちない街ランキング2018」です。 順位駅名 1位(みなとみらい線) みなとみらい駅2位(京浜東北線ほか) 東神奈川駅3位(京浜東北線ほか) 横浜駅4位(東急東横線ほか) 武蔵小杉駅5位(東急東横線ほか) 新丸子駅 参考:不動産・住宅サイト SUUMO資産価値が落ちない街ランキング2018 10年間の資産価値を調査~神奈川編1位はさすがのみなとみらい!桜木町駅前にはロープウェイも出来ましたし、今後もまだまだ発展しそうな勢いのある街です。3位の横浜駅、4位の武蔵小杉駅、5位の新丸子駅も納得の結果です。2位の東神奈川駅に関しては、「え?なんで!?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。かつての東神奈川駅のイメージをお持ちの方には、にわかには信じがたいかもしれませんが、ここ数年、東神奈川駅の開発が進んでおり、今後資産価値が高い立地になるのでは?と注目されている駅なのです。当社がある東戸塚駅は、残念ながらランクインしていませんでしたが、マイホームを探している方には根強い人気がある駅です。駅前にはショッピングモールもありますし、東京や新宿などの主要駅まで約40分でいける点も人気の理由です。このように、資産価値が高い街や、これから発展しそうな駅を狙ってみるのもおすすめの方法ですよ。 ◆個別のご相談はこちら◆ 【無料】来店相談 【無料】電話相談 [2]妥協するならこの3つ!「築年数」「階数」「立地」 どの物件も違う!決め手がない!という人は、もしかしたら希望条件が整理できていないか、そもそも希望条件が多すぎるのかもしれません。どうしても譲れない条件は多くても3つまで。それ以上はいったん妥協しましょう。「築年数」「階数」「立地」を妥協すればだいだいの問題は解決します。 新築のこだわりを捨てれば選択肢は何倍にも増えるマイホームは新築建売住宅で!という希望を持っている人は多いですが、選択肢はかなり少ないので争奪戦です。なぜ選択肢が少ないのかというと、家を建てられる良い土地には、既に家が建っているからです。これから建つ家の数よりも、家を買いたい人の数の方が多いので、良い立地に建つ物件は争奪戦となるわけです。中古住宅=古い、古いということは価値がないという考えを持った方もいらっしゃいますし、高いお金を出してわざわざ中古を買う気にならないという方もいらっしゃいます。価値観ですからそれは否定しません。新築は気持ち良いですし、やはりマイホームといえば新築!というイメージもありますよね。ただ、古いから価値がないということはありません。ここだけの話、新築建売住宅よりも築10年以上の中古住宅の方が良い立地に建っていて、家としてのグレードも高いというケースは山ほどあります。中古住宅は宝の山です。だからこそ、中古住宅も選択肢としてアリにすると、「あれもこれも良い!」と迷ってしまう原因にもなってしまうのですが、新築建売住宅の中から気に入った物件がない!という方は、中古住宅も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。 「一戸建て=2階建て」という先入観は古いこれは土地柄にもよるかと思いますが、都内や横浜市の一部では、3階建ての家が続々と建築されています。3階建てをよく見かけるようになった頃、外観の縦長のシルエットから「ペンシルハウス」と呼ばれていたこともありました。これはどちらかというとネガティブな表現だったのかもしれませんが、最近は3階建ても珍しくなくなったせいかそういったことも聞かなくなりました。そう、珍しくないのです。特に家を建てられる土地がもう限界にきている都内などでは、ビックリするほど高額な費用を払わないと大きい家には住めません。「2階建てなんてすごいね!」と言われるような時代です。狭い土地にファミリー層が住める家を建てるには階数を増やすしかないのです。2階建てが3階建てになっても、階数が増えただけで部屋数は変わりません。2階建てにこだわらなければ、もしかしたら駅から徒歩圏内でファミリー層向けの間取りの家が見つかるかもしれません。 隣の区ならもっと広い家が同じ価格で買えるかもこれも新築や2階建てのこだわりを捨てる話に近いものがあるのですが、どうしてもこのエリアじゃないとダメ!という強いこだわりがなければ、思い切って全然違うエリアで物件探しをしてみるのもおすすめですよ。会社や学校へのアクセスの良さから〇〇線沿いの物件が良い、夫婦どちらかの実家に近い土地で家を探したい、子どもの学校の学区がそのエリアにある、などどうしてもそのエリアでないとダメということは当然あると思います。そのような理由がなく「何となく便利そうだから」「人気の街ランキングに入っているから」といった理由であれば、いっそのこと隣の区やまるっきり違う沿線の物件を探してみるのはいかがでしょうか。都心にアクセスの良い沿線や急行が停車する駅はどうしても物件価格が高くなりがちです。エリアを変えれば、人気のエリアでは手が届かなかった『駅から徒歩圏の広い家』が買えた!というケースはよくあります。 ◆個別のご相談はこちら◆ 【無料】来店相談 【無料】電話相談 [3]まとめ 決め手は人によっては違います。買った人からの情報操作に惑わされないようにしましょう!インターネットで「住宅購入 決め手」と検索するといろいろな意見が出てきます。買った人の意見は信じすぎないようにしてください。あくまでもその人の価値観です。「狭くても良いから駅から徒歩圏の家が良い」「ファミリー層は閑静な住宅街に住むべき」「3階建ては老後が大変」どれも正解でも不正解でもありません。冷静に考えられなくなった時は、一度お住まい探しをお休みするのもアリです。また探してみようかなと思った時は、ぜひミツバハウジングまでご相談ください。あなたに合った住宅予算を調べるだけではなく、住宅購入の決め手や物件のおすすめポイント、逆に注意しておきたい点も正直にご説明します。お気軽にお問い合わせください。 来店相談の詳細・予約はこちら クリック↓↓↓ おすすめ 住宅購入時に親からの資金援助を受ける際のポイントと注意点 2024.10.01 住宅ローン控除でいくら還付される? 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