「マンションの1階は買わない方がいい」って本当?先入観で優良物件を逃しているかも 投稿公開日:2024.09.02 投稿カテゴリー:blog / お住い探し ——————–【目次】[1]マンションの1階のおすすめポイント1.エレベーター待ちのストレスがない2.災害時に避難しやすい3.落下事故のリスクを回避できる4.下の階との騒音トラブルが少ない5.専用庭がある物件を選べばガーデニングを楽しめる6.高層階よりも価格が安い[2]マンションの1階のデメリットもおさえておこう1.セキュリティ面で不安がある2.外からの視線が気になる3.日当たりが悪い部屋もある4.虫が入ってきやすい5.浸水被害に合うリスクがある[3]マンションの1階が向いている人は?1.小さなお子様がいらっしゃるご家庭2.マンションに住みたい+庭も欲しい人3.室内に素早く出入りしたい人4.災害時にエレベーターが使えないことが不安な人5.お手頃な価格でマンションを買いたい人[4]1階の部屋を買うときに注意したいこと1.セキュリティ面2.外からの視線や騒音3.浸水被害(ハザードマップを確認)[5]まとめ——————– ◆個別のご相談はこちら◆ 【無料】来店相談 【無料】電話相談 マンション購入を検討する際、1階部分に対してネガティブな印象を持つ方も多いかもしれません。例えば、「防犯が心配」「日当たりが悪い」など、よく耳にする先入観があるでしょう。しかし、それらの印象にとらわれすぎると、実は優良な物件を見逃してしまう可能性があるのです。この記事では、マンションの1階部分が持つ魅力と、デメリットについても公平に見ていきます。1階に住むことを検討する際に、ぜひ参考にしてください。 マンションの1階のおすすめポイント まずは、マンション1階のおすすめポイント(メリット)を説明します。 エレベーター待ちのストレスがない高層マンションでは、エレベーター待ちが意外とストレスになることがあります。特に、朝の忙しい時間帯や大勢の住人が帰宅する時間帯は、エレベーターがなかなか来なかったり、乗り切れなかったりすることもあります。しかし、1階に住んでいれば、エレベーターを待つ必要がなく、ストレスフリーで生活できます。 災害時に避難しやすい災害時には、特にエレベーターが使用できないことが考えられます。火災や地震などの非常時には、迅速な避難が求められますが、1階に住んでいれば、階段を使うことなく、すぐに外へ避難できるのは大きなメリットです。特に、高齢者や小さなお子様がいる家庭にとっては、この点は安心材料となるでしょう。 落下事故のリスクを回避できるマンションの高層階に住むと、バルコニーからの落下事故のリスクがあります。特に、小さなお子様がいる場合やペットがいる場合には、安全面を考慮する必要があります。1階に住むことで、このような落下事故のリスクを大幅に減らすことができます。バルコニーや窓からの景色を楽しむ代わりに、安全性を優先することが可能です。 下の階との騒音トラブルが少ないマンションでは、騒音トラブルがしばしば問題となります。特に、自分の部屋の下に住む住人との間で騒音問題が発生することがありますが、1階に住む場合、その心配はありません。下の階がないため、音を気にすることなく、自由に生活を楽しむことができます。また、逆に上の階からの音が気になる場合もありますが、現代のマンションは防音性能が高く、特に最新の建物ではそうしたリスクも低減されています。 専用庭がある物件を選べばガーデニングを楽しめる1階のマンションには、専用庭が付いていることがあり、これは他の階にはない大きな魅力です。庭があれば、ガーデニングを楽しんだり、子どもやペットが外で遊んだりできるスペースが確保できます。また、バーベキューを楽しんだり、家庭菜園をしたりすることも可能です。これにより、一戸建て住宅のような生活スタイルをマンションでも楽しむことができます。 高層階よりも価格が安い一般的に、マンションの1階部分は高層階に比べて価格が安く設定されていることが多いです。同じ建物内であっても、眺望や日当たりの違いによって価格が異なるため、1階部分はコストパフォーマンスの面で非常に優れています。限られた予算で、広い部屋や設備の整った物件を手に入れたいと考える方にとっては、1階は検討する価値がある選択肢でしょう。 マンションの1階のデメリットもおさえておこう どのようなことにも言えることですが、マンション1階にもデメリットがあります。マイホーム購入の際はメリットだけではなく、デメリットも理解した上で検討しましょう。 セキュリティ面で不安がある1階部分は、外からの侵入が比較的容易であるため、セキュリティ面で不安があると感じる方が多いでしょう。しかし、最近のマンションでは、防犯対策が非常に進んでおり、窓には防犯ガラスが使用され、セキュリティカメラやオートロックシステムが標準装備されていることが多くあります。これにより、1階でも安全に住むことができます。ただし、防犯意識は常に持っておくことが大切です。 外からの視線が気になる1階に住むと、通行人や近隣の建物からの視線が気になることがあります。特に、窓や庭が道路に面している場合は、プライバシーの確保が重要です。しかし、この問題はカーテンやブラインドの工夫、植栽やフェンスを設置することで解決できます。また、マンションによっては1階部分が道路から少し離れている設計がされている場合もあり、そういった物件を選ぶとプライバシーが守られやすくなります。 日当たりが悪い部屋もある1階部分は高層階に比べて日当たりが悪いことが多く、部屋が暗く感じられる場合があります。しかし、マンションの設計や周辺環境によっては、1階でも十分な日当たりが確保されている物件もあります。また、日当たりが悪い分、夏場は涼しく過ごせるというメリットもあります。日当たりを重視する方は、現地での確認をしっかり行い、納得のいく物件を選ぶことが大切です。 虫が入ってきやすい1階部分は、地面に近いので虫が入りやすい傾向があります。特に、夏場には蚊やゴキブリなどが気になる方もいるでしょう。しかし、これも網戸や虫よけグッズ、また定期的な防虫対策を行うことで、ある程度防ぐことができます。また、専用庭がある場合は、庭の手入れをしっかり行うことで、虫の発生を抑えることが可能です。 浸水被害に合うリスクがある1階部分は、豪雨や台風などの際に、浸水被害に合うリスクがあります。特に、低地や川の近くに位置する物件では、そのリスクが高まります。しかし、これも事前にハザードマップを確認し、リスクの少ない場所を選ぶことで回避できます。また、最近のマンションでは、1階部分に防水対策が施されていることが多く、安心して住むことができる物件も増えています。 ◆個別のご相談はこちら◆ 【無料】来店相談 【無料】電話相談 マンションの1階が向いている人は? マンション1階に向いているのはどのような人なのでしょうか。 小さなお子様がいらっしゃるご家庭小さなお子様がいる家庭にとって、1階のマンションは理想的な住まいとなることが多いです。先に述べたように、落下事故のリスクが少なく、専用庭があれば安全に遊ぶ場所が確保できます。また、1階であれば、子どもが走り回る音が下の階に響かないため、騒音トラブルの心配も軽減されます。 マンションに住みたい+庭も欲しい人マンションに住みたいけれど、庭付きの家にも憧れるという方には、1階の専用庭付き物件がおすすめです。庭があれば、ガーデニングを楽しんだり、バーベキューをしたりと、マンションでありながら戸建て住宅のような生活スタイルを実現できます。都市部で庭付きの物件は貴重であり、その価値も高いといえます。 室内に素早く出入りしたい人仕事や外出が多く、頻繁に出入りする方にとって、1階のマンションは非常に便利です。エレベーターを待つ時間が省け、スムーズに出入りできるため、時間の節約になります。また、買い物帰りに重い荷物を持ち運ぶ際も、1階であれば移動が楽になります。特に、ベビーカーや車いすなどを使用する場合、エレベーターを使わずに直接出入りできることは、大きな利便性と言えるでしょう。 災害時にエレベーターが使えないことが不安な人災害時にエレベーターが停止するリスクを考えると、1階に住むことで安心感が得られます。火災や地震などでエレベーターが使用できなくなった場合、高層階から避難するのは困難です。特に高齢者や小さな子どもがいる家庭では、この点は重要です。1階であれば、階段を使わずに迅速に避難できるため、緊急時の安心感は大きいでしょう。 お手頃な価格でマンションを買いたい人マンションの1階部分は、高層階に比べて価格が安く設定されることが多いです。これは、眺望や日当たりの違いによるもので、同じ建物内でも価格差が生じる理由です。限られた予算で、広い部屋や設備の整った物件を手に入れたいと考える方にとって、1階の部屋は魅力的な選択肢です。また、価格が安いことで、リフォームや家具購入に充てる予算を増やすことも可能です。 1階の部屋を買うときに注意したいこと メリットデメリットを理解した上で、さらに注意しておきたいことをいくつかピックアップしたいと思います。 セキュリティ面1階部分は、外からの侵入が比較的容易であるため、セキュリティ面には特に注意が必要です。防犯ガラスやセキュリティカメラ、オートロックなどの設備が整っている物件を選ぶことが重要です。また、センサーライトや窓の補助錠を追加することで、さらに防犯対策を強化することができます。防犯意識を高め、定期的に対策を見直すことも大切です。 外からの視線や騒音1階の部屋は、道路に面している場合、通行人や車の音が気になることがあります。また、近隣の住人や通行人からの視線も気になる場合があります。このような場合、植栽やフェンス、ブラインドなどで視線を遮る工夫が必要です。また、窓を二重サッシにすることで、防音効果を高めることも考えられます。物件選びの際には、周囲の環境も十分に確認し、納得のいく場所を選ぶことが大切です。 浸水被害(ハザードマップを確認)1階の部屋を購入する際には、浸水リスクにも注意が必要です。特に低地や川の近くに位置する物件では、豪雨や台風による浸水被害のリスクが高まります。購入前にハザードマップを確認し、物件の立地条件を把握することが重要です。また、浸水被害が心配な場合、1階部分に防水対策が施されているかを確認し、必要に応じて保険に加入することも検討してください。 まとめ マンションの1階部分は、一般的に持たれているネガティブな先入観とは異なり、多くのメリットを持っています。エレベーター待ちのストレスがないことや、災害時の避難のしやすさ、安全性の向上、そしてコストパフォーマンスの高さなど、さまざまな利点があります。一方で、セキュリティやプライバシー、浸水リスクなど、注意すべき点もありますが、これらは適切な対策を講じることで、十分に対応可能です。1階の部屋は特定のライフスタイルやニーズに非常にマッチする住まいとなることが多く、特に小さな子どもがいる家庭や、高齢者の方、庭付きの物件を希望する方にとっては、魅力的な選択肢と言えるでしょう。マンション購入を検討する際には、ぜひ1階の物件も候補に入れ、視野を広げた選択をすることをお勧めします。 来店相談の詳細・予約はこちら クリック↓↓↓ おすすめ 今は頭金ゼロで長期返済が主流?頭金を貯めてから買うのとすぐに買うのとではどちらがいい? 2024.07.11 内覧会を成功させるためのポイント 2022.02.21 住宅購入時の手付金とは?相場と上限はいくら? 2024.04.04